活動レポート

支援の様子|ハラル認証の缶詰、世界で最も”忘れられた”強制移動危機のランキング2023など

Xに投稿した記事のまとめです。

6月19日

世界で最も”忘れられた”強制移動危機のランキング2023が発表されました。
人道的・政治的支援の規模やメディアの注目度から総合的に判断されており、ブルキナファソをはじめとするアフリカ諸国9か国とホンジュラスがランクイン。ホンジュラス、チャド以外はJARが相談を受けている/受けたことがある国です。最近ではカメルーンやコンゴ民主共和国から来た方々からの相談が多数寄せられています。

すべてを一度に知ることはできませんが、知っていることは一部に過ぎないということを改めて認識しなければと思います。日本でも状況は同じです。マスメディアに限らず、外に対して発信しなければ、目の前の現実はなかったことにされてしまう。そうならないよう、引き続きJARの現場で起きていることを伝えていきます。

(参考)”世界で最も”忘れられた”強制移動危機 2023”, Norwegian Refugee Council(NRC)

6月26日

来日後しばらくは仮住まいを転々とせざるを得ない難民の方にとって、すぐに食べられる缶詰や日持ちする乾麺などは大変貴重です。月1回、神戸物産さんからひよこ豆やツナの缶詰やパスタなどを寄贈いただいています。写真の缶詰はハラル認証マーク付。ムスリムの方にも安心して食べていただけます。

7月17日

◎難民申請者向け無料法律相談を行いました。
アフリカ、中東出身8名に関弁連弁護士有志らが相談を提供。難民の方から「弁護士の存在がどれだけ必要かに気づいた。説明を受け、認定を得るのは難しいと改めて思ったので」。引き続き、難民申請者が弁護士による支援を得られるよう体制を整えていきます。事業の詳細はこちら。 

★関心ある弁護士の方はぜひJARまでご連絡ください(JARウェブのお問い合わせから)。