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日本に来てから、複数のレストランで働いた経験があるエディーさん。被災者のために自分にできることは「美味しい料理を食べてもらうこと」という思いで、今回のボランティアに参加しました。メニューは、エビやホタテなど魚介満載のパエリア。少しでも楽しく食べてもらいたいと、彩りや飾り付けにも心遣いを払いました。また、レストランで使うパエリア用の米ではなく、地元の人の好みに合うように、日本米を使うなど、工夫を凝らしました。
炊き出し隊に参加したのは、3名のボランティアです。被災地での炊き出しなど経験ない素人グループで、うまくいくのだろうかとドキドキしながら準備に関わったJARスタッフの不安を尻目に、手際よくメンバーに指示を出し、タイミングよく温かいパエリアを提供することができました。フルーツがたくさん入ったカラフルなデザートは、特に子どもたちに好評でした。最後には、お寺の和尚様と地元の皆さまが声をかけてくださり、記念撮影をしました。
(左)地元の方との記念撮影
(右)前日に炊き出しの準備をする難民の人とボランティア