活動レポート

JARは、東京マラソン2025チャリティに参加しました

熱く盛り上がった東京マラソン2025

3/2(日)の大会当日は、沿道が熱気と歓声に包まれ、街全体がランナーを励まし勇気づける、笑顔あふれる一日となりました。

日本に逃れた難民を想い走ってくださったJARチャリティランナーの皆さん、ランナーの方々と思いを同じくし応援してくださったボランティアのみなさん、ありがとうございました!


理解者が増えることを目指して~代表理事石川より

東京マラソンチャリティへの参加は今年で5回目です。JARチャリティランナー51名が出走しました。その中には代表理事石川えりの姿も。石川は、大会前にこのように話していました。

「難民と支援のための活動をより多くの方に知っていただくために、JARは東京マラソン2025チャリティに参加しています。ランナーへの応援を通じて、迫害から日本に逃れてきた難民をぜひ応援ください。私自身も当日は、故郷を逃れざるを得なかった難民の人たちのことを考えながら、走りたいと思います!」

1月末にラン練習会と壮行会を開催

練習会は、毎年お世話になっている渡辺尚幹コーチのもと、リアルで8人、オンラインで1人のランナーが参加しました。

はじめに、コーチがそれぞれの体の不調やマラソンでの悩みをヒアリングし、2時間ほどの室内トレーニングに挑戦。ランナーの皆さんはしっかりといい汗をかいていました。適切な走り方はもちろん、「30kmの壁」などフルマラソン特有の困難への心構えや、走った後の身体のメンテナンス方法についても共有され、コーチの丁寧な指導のもと、皆さんリラックスして、身体も気持ちもどんどんほぐれていったようでした。

その後、ボランティアの方々も交え、ランナーの壮行会も開催。
ランナーの方は、プロボノ活動などで元々JARとの関わりをお持ちの方や、難民申請を手助けしたことがある法律事務所の方、勤務先で外国人に接する機会が多い方、今回チャリティランナーになったことをきっかけに、難民の存在に思いを巡らせてくださる方などさまざま。寄付先にJARを選んだ経緯を聞くと、
「ランを通じてJARが長年やってることを伝えながら走りたい」
「単にお金を出すだけではなく自分も何かをしようとチャリティランナーになった」
「難民のみなさんのためにFUN RUN!」と話してくれました。

ボランティアの方々からは、
「フルマラソンを走ること自体がミラクル!」
「ランナーみなさんの顔を覚えたので、当日は全力で応援したい!」との声が。
和やかな練習会と壮行会を通して、一体感が生まれました。

東京マラソン2025チャリティ用のオリジナルTシャツを作成!

Tシャツのモチーフは「地球」。イラストとミントグリーンの色が合わさって地球に見えるようになっており、出自や国籍などの違いを超えて、みんなでつながるという思いを込めました。生き物をあしらったJARロゴデザインも人気でした。

デザインを手掛けてくださったのは、現役学生の大村明日香さん(クリエイター名:天天)。チャリティ企画のデザインを手がけるのははじめてとのことでしたが、JARの難民支援への思いを丁寧にくみ取り、形にしてくださいました。

協力してくださった皆さん、ありがとうございました。これからもご支援いただけると嬉しいです!