JARレポート

記事「難民申請者はどう生きてゆくのか?ー公的支援「保護費」の課題と生存権」補足

難民申請者への保護費変化
生活費 単身 24年度は約72,000円 23年度は約48,000円。
子ども2人含む4人家族 24年度は約192,000円 23年度は約168,000円。
住居費 単身、4人家族以上の場合ともに23年度から2万円減額し、24年度は上限4万円(単身)、上限6万円(4人家族以上)。
医療費は立て替え払いで変わらず。  2024年度より大人の生活費は1人分に限り増額したが住居費の上限が減額したことで、全体として大きな増額とは言えない。額面だけでなく、受給できる人は限定的(2022年は難民申請者の約5%が受給)である、受給できるまでには時間がかかるうえ難民申請の結果が出るまで受給が続くわけではないなど制度的課題がある。詳しくは本文参照。