弁護士と連携し、保護されるべき人が
速やかに難民認定を
得られるよう
支援します。
逃れた先で「難民」と認定されることは、迫害の待つ母国に送り返されるかもしれない恐怖から解放されることを意味します。
人としての権利を回復し、新たに日常を立ち上げるためには、難民認定を得ることは非常に重要です。
日本の難民認定基準は極めて厳しいですが、JARは、保護されるべき人が難民認定を得ること、そのために必要な弁護士などの協力者を増やせるよう取り組んでいます。
事業内容 |
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協働先 |
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法的相談・支援件数
2,779件
事務所、法律事務所・収容施設など外部、
リモート(オンライン、電話、メール)での支援の合計
事業紹介
一人でも多くの難民認定を目指して
~ 弁護士との協働の強化~
難民申請書類の提出、審査の面接への助言などに弁護士の支援が得られるかどうかで、難民認定の結果が左右されることも少なくありません。そのため弁護士との協働に力をいれてきましたが、これまでの試行や実績が実を結び、2023年度は新たに、日本司法センター(法テラス)の指定相談場所としてJAR事務所を登録。関東弁護士会連合会(関弁連)の有志のご協力をいただき、無料法律相談会を本格開始しました。この関弁連の相談会を含め、当年度は41人の難民に弁護士を紹介しました。
難民申請手続きの専門性や経験を有する弁護士は限られているため、法曹関係者向けの勉強会や、初めて担当する弁護士と経験ある弁護士とのマッチングなども行いました。
難民認定を受けたイエメンの方からのメッセージ
難民認定の結果を聞いた時はうれしくて涙が出ました。こんな幸せな気持ちになったのは本当に久しぶりでした。認定を得るまでは大変でした。はじめてJARに来た時は少し不安でしたが、何度か来るうちにこの団体は信頼できるとわかりました。JAR がしてくれた全てに感謝しています。家族のようだと感じます。
難民となる前は自分が国と家族を離れて逃れるとは想像すらしていませんでした。家族、特に母と会えないことは辛いです。日本はいい国ですが、自分の国が恋しいです。母国では戦争のせいで大学を卒業することができませんでした。日本語を学んだ後に、できれば街の再建について勉強したいです。戦争で荒廃した国を立て直すことが私の夢です。
<全文はこちらからご覧いただけます>
※ 2023年度年次報告書より
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