日本で生活するための情報 / Life in Japan Information

住む所(すむところ) Housing and Accommodation

難民認定申請者は、日本で生活するために自ら住居を探さなくてはならないというのが現状です。親族、友人・知人などの住居に宿泊するか、低額で便利なゲストハウスを利用することが一般的です。また、日本に来たばかりの難民認定申請者などが利用できるシェルターもあります。利用を希望する場合は難民事業本部に申し込みます。
→* 難民事業本部:http://www.rhq.gr.jp

ゲストハウス

ゲストハウスのなかには、バックパッカーなど外国人の旅行者がよく利用するところがあります。賃貸アパートとは異なり、数週間程度の短期滞在(ゲストハウスによっては1日だけでも泊めてくれる)ができるところも多くあります。また、入居時にかかる費用は部屋代とデポジットやクリーニング料などで、礼金、保証人は不要であることが一般的です。部屋は個室のもの、他人とシェアするものがあります。バス・トイレ・台所などは共有のところがほとんどです。

賃貸アパート

難民・難民申請者ともに、就労して一定の収入がない限り、賃貸アパートで暮らすことは難しいです。その理由として、まず、家賃に加えて敷金・礼金・不動産仲介手数料・保険料など、契約時にかかる費用が非常に高額になります。さらに、個人の保証人がいない、在留資格の問題や就労状況により保証会社を利用できない、あるいは家主が申請者(外国人)に部屋を貸すことに消極的な場合などが多くあります。また、日本に来て間もない申請者であれば家財道具をほとんど持っていないため、家具付きではない賃貸物件は適さないことがあります。